十姉妹の飼い方
平均寿命 : 5~10年ぐらい
標準体重 : 13~15g 標準体長10~12cm
昔から親しまれている代表的な飼鳥です。十姉妹は飼いやすく、ヒナをかえすのが上手な鳥ですから、子供を増やす楽しみもあります。また、高級フィンチの仮母としても活躍しています(他の鳥の卵を飼育する)。種類は全体が純白の白十姉妹、純白に黒か褐色の班がある小班十姉妹が代表的です。
巣引き(繁殖)を目的に飼う場合は、角型で金網製の鳥かごを用意しましょう。1ペアで、幅28cm×奥行35cm×高さ38cm位が鳥かごの目安です。鑑賞用として飼う場合は、角型のかごでなくてもかまいません。
種類は皮付きとむきえさがあります。どちらを与えてもかまいませんが、小鳥は皮付きの方を好みます(巣引きを目的に飼う場合は、皮付きを与えるようにしましょう)。
ボレー入れに3分の1ほど入れ、1週間に1度古いボレー粉を捨てて、新しいものに換えてあげましょう。
小松菜、レタス、キャベツ、白菜、ハコベなどを水で良く洗い、1週間に1回~2回ほど与えましょう。青菜類のなかでは、小松菜が良いとされています。
十姉妹は、生後3ヶ月で巣引きが可能です。真夏や真冬の時期は避けて巣引きの準備をしましょう。基本は1年に1回です。基本的に毎年繁殖可能ですので譲り渡す方を事前に見つけておくなどして計画的に巣引きを行うようにしましょう。
オス……体をふくらませて両足を上げ、止まり木で踊りながらさえずります。ふだんは、「ピーッ、ピーッ」と甲高い声で鳴きます。
メス……「ジュリ、ジュリ」と少しにごったような声で鳴きます。
オスとメスを新しいかごに入れて、かごを静かな所に置き、馴れた頃から巣引きに入りましょう。年に1~2回ぐらいにしましょう。
基本的に毎年繁殖可能ですので計画的に巣引きを行うようにしましょう。
十姉妹のペアを入れて10日もすれば、新しいかごにも馴れてきます。この頃からボレー入れに3分の1ほどの粟玉を毎日与えます。同時に巣草を少しかごの中に入れてやります。
粟玉を与え始めてから7日~10日を過ぎた頃、メスが毎日1個ずつ産卵を始め、5個~6個の卵を産みます。3個~4個を生んだ頃から抱卵を始めますので、抱卵が始まったら粟玉を与えるのを中止します。
抱卵期間は14日ほどですが、昼間はオスとメスが交替で、夜間はオスとメスが一緒に行います。
ヒナがかえったら粟玉とボレー粉、青菜を与えるようにしましょう。親が上手にえさを与えます。孵化後3週間から1ヶ月でヒナは巣立ちますが、巣立ちをして10日ほど親鳥と一緒にしてから別のかごに移してあげます。親鳥は次の産卵の準備に入ります。手乗りにする場合はヒナをケージから生後20日頃に出し、親変わりにヒナに餌を与えます。
☆巣引きをやめるときは、ヒナが自分でえさを食べるようになったら、親に粟玉を与えるのを中止します。徐々に配合飼料に戻しましょう。
肥満・卵塞・風邪・毛引き・皮膚真菌症・トリコモナス感染症など
人と動物の共通感染症としてオウム病・鳥インフルエンザ・ウエストナイル熱などがあります。予防方法としてはとりかごや他の飼育用具をこまめに掃除を行いましょう。また、定期的にとりかごや飼育用具の水洗いと日光消毒を行いましょう。口移しで餌を与えたり、餌を与えるスプーンなどの共用はやめましょう。鳥と遊んだあとは、手洗いを必ず行いましょう。
動物愛護の精神・日本での在来種の保護の観点から動物愛護管理法・外来生物法・種の保存法・鳥獣法などの法律が日本では制定されています。特に動物愛護法では、お客様が一度飼われたペットを一生涯大事に責任持って飼い続けることなどが定められています。
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