無駄に吠えたり、人に噛み付いたり、犬の問題行動を犬のせいにしていますが、ほとんどの場合は飼い主様のしつけに問題があります。しつけとは犬を思い通りにコントロールするものではなく、犬と人間が気持ちよく共存するものです。かわいいからこそ、しっかりとしつけをし、愛犬が不幸な生活をおくらないようにしましょう。
甘やかされた事によってわがままになった犬は不幸になります。犬がどんなに「自分がトップ」だと思っても、生活は人間に依存していますので、食事や行動を制限され、思い通りにならずかなりのストレスがたまります。飼い主がリーダーとなり、服従本能を引き出せば、人間社会に順応し、ストレスのない生活を送れます。
本来ならリーダーとなる飼い主が、逆に犬に依存してしまう場合がよく見られます。常に犬の機嫌をとったり、犬が怒ったらなだめてみたり、犬のペースに合わせた生活をしています。「厳しくするのはかわいそう」「自由にさせてあげたい」などと思いがちです。人間の子供を育てる場合は、「あれをしなさい」「これはやっちゃだめ」などと子供を言い聞かせます。犬にも自分の子供のように、制御や規制をするのが当たり前と思いましょう。
トイレのしつけは子犬を家に迎えたその日から始めますが、本格的なしつけは生後3ヶ月くらいから初め生後8ヶ月くらいまでに覚えさせるのが標準です。もちろん、成犬になってからもしつけは出来ますが、子犬の時期から始めるよりも、根気が必要かもしれませんが、十分可能です。
しつけには一貫性が重要です。飼い主の気分が良いときは怒らなかったり、機嫌が悪いときだけ犬を怒っていては、犬が戸惑います。また、家族の対応がバラバラでも戸惑ってしまいます。そうならない為にも、ルールを決めておきましょう。
犬に何かを教えるときは、「あ〜、コレをやったら褒められる」「アレをしていれば、おやつがもらえる」等、犬が喜ぶご褒美を上手に使いしつけましょう。ご褒美と聞くと「おやつ」とまず思ってしまいますが、その子が喜ぶものは全てご褒美です。犬が教えた事を覚えてしまうと、出来るのが当たり前になり、褒める事を忘れてしまう場合が多いですが、褒められる事を期待して指示に従っていますので、褒める事はずっと続けましょう。また、家族の対応がバラバラでも戸惑ってしまいます。そうならない為にも、ルールを決めておきましょう。
子犬のうちは社会化期と呼ばれ、なんでも抵抗無く受け入れてくれます。
その時期にさまざまな音や物に慣らしておけば、将来、怖がったりしない犬になります。
トイレのしつけは子犬がやってきたらすぐに始めます。クルクル回りだしたり、地面の匂いをかぎはじめたら、トイレをする合図です。すぐにトイレに連れて行き優しく声をかけ、排泄すれば、十分にほめてあげましょう。
粗相をした場合は、時間が経ってから怒ったり、粗相の最中に怒ってはいけません。子犬が知らない間にサッと掃除をしましょう。
トイレに失敗した場合は、再びその場所に粗相しないように、ペットに害のない消臭剤を使用して匂いを消してあげましょう。
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